7月22日

7月19日(その1)。

ルーマニア映画トトとふたりの姉(2014年)観賞。

ルーマニアの首都ブカレスト郊外に住むトト、10歳。母ペトラが麻薬取引で収監中のため、彼は長姉アナと次姉アンドレアと団地の一室に暮らしている。部屋には薬物常習者の溜まり場となっており、当初は毛嫌いしていたアナもクスリに手を出して逮捕されてしまう。そしてアンドレアはトトを連れて孤児院に入ることを決意する。そんな中、トトはヒップホップに興味を示し、厳しいトレーニングを経て大会に出場する。

薬物中毒の母親に翻弄される幼い姉と弟を描いたドキュメンタリー。ルーマニアアカデミー賞で最優秀ドキュメンタリー映画賞を獲得するなど世界各地のドキュメンタリー映画祭で高い評価を得ている。

ドキュメンタリーとは思えない生しい映像に心を奪われます。トトの母親だけでなく、ほとんどの兄弟がクスリ漬けなんですよね。おまけにアナはの陽性とまで診断されてしまいます。

まさにドロドロの家庭環境の中、幼いトトの無邪気さが救いなんです。それにしてもトトのダンスは絶品です。自分を取り巻く環境をどんな風に考えているのかは定かではないけれど、生き生きとダンスを踊る姿に希望の光が見えました。そんな彼を応援したい気にさせられましたね。

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